レンタカーで罰金10万円。恐怖のノンオペレーションチャージってどんな仕組み?
こんにちは!Kazukiです。
今回はレンタカーを借りる際にややこしい仕組みである
「ノン・オペレーション・チャージ(NOC)」についてである。
ノン・オペレーション・チャージ(NOC)とは?
直訳的に言うと
レンタカーとして車が使えなくなること(ノンオペレーション)に対して課される料金(チャージ)ということです。
レンタカーの修理代は保険や免責加入でまかなえます。しかし、レンタカーが修理で使えなくなることによるお店に与える損害を弁償しなければなりません。
ここで、「レンタカーって保証に入ってるんじゃないの?免責補償はだけじゃダメなの?」と思う人も少なくないと思います。
大前提として「レンタカーの免責加入=レンタカー用の自動車保険」と思っている人が多いのですがそれは大きな間違いです。
自走者保険というのはレンタカーの基本料金に含まれているものです。ですからNOCはレンタカーの基本料金に含まれていないのです。
ではどこまでレンタカーの補償に含まれているのか?
(1)対人補償 無制限(自賠責含む)
(2)対物補償 無制限(免責金額5万円)
(3)車両補償 1事故限度額時価額(免責金額5万円)
(4)人身傷害補償 1事故限度額3000万円×定員、1名限度額3000万円
この4つになります。
ここで言う免責金とは、
免責金=保険を使うためのお金=追加料金になります。
これを追加料金を支払えば免責額を免除してくれるのが「免責補償制度」になります。
よって「NOC(休業補償)」とは全く別物になります。
レンタカーでNOCを請求される事例と金額
・ガードレールにレンタカーを少しこすってしまった
・車庫入れに失敗して縁石に乗り上げてしまった
・ドアを開けたら強風にあおられ隣の車に接触してしまった
・車同士がぶつかって自走できないほどにレンタカーが壊れてしまった
・ぶつけた覚えがないのに出発前にはなかったキズやへこみがあった
などなどです。
金額はレンタカー会社によって変わりますが自走 できる場合は2万円、自走できないほど壊れてしまっている場合は5万円などと定額が定められていますので確認するのが良いでしょう。
この金額に対して、NOCに加入する際に必要な金額は24時間で1000円ほどなので加入するに越したことはないでしょう。
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【まとめ】NOCとは
レンタカー用語にはわかりにくくややこしいものが多いです。
もう一度整理して覚えておきましょう。
・「NOC」とはレンタカーとして車が使えなくなることに対しての料金
・自動車保険というのはレンタカー基本料金に含まれているもの
・「レンタカーの免責加入=レンタカー用の自動車保険」は間違い
・免責金=保険を使うためのお金=追加料金になる
・これを追加料金を支払えば免責額を免除してくれるのが「免責補償制度」